遺産はいつも多額の負債が裏にあるという

しかし本当にいつもと言えるだろうかと言われるとそうでもないのは一般の方なら分かるはずだ。しかし一般という言葉の裏には、単に私自身が一般人であるという意味のみが込められているわけではなく、多額の負債を裏に隠しているその状態は一般ではなく異常なのだ、ということが言いたいというわけでも実は無い。

この話をするとなると、まず「アンティーク」について語らなくてはならない。アンティークショップというのはどこにでもあるといえる。

もちろん私は駅からバスで片道3時間の場所に住んでいたので、そういう場所にそういうおしゃれなものはない。しかしボロボロの掘っ建て小屋みたいな土産屋ならあった。誰も来ない。見向きもしない。そもそも店員がいるのかいないのか分からない。

けどアンティークショップとあえてそれを名付けるならば、そこには目に見えない山程の負債があるともいえる。

負債とアンティークは切っても切り離せない。もちろん遺産とも切り離せない。

真ん中に目に見えない空白のようなものがあって、そこを睨みながら絶えず回り続けるのが私達だという言説がある。

しかし実はそこは空白ではないことは、遺産分割の話をすれば一目瞭然である。さて次回はその話をしよう。